Webフォントの仕様自体は、実は2002年ごろから策定が開始されていましたが、 ここ最近になってやっとブラウザが実装しはじめたところです。 サーバー上にあるフォントファイルを読みこませてスタイルシートで指定することで、自分の使いたいフォントをHTMLテキストで使えるというものです。2011年10月4日にW3Cの仕様書で、CSS Fonts Module Level 3のワーキングドラフトが出て以来、海外ではWebフォントを使えるサービスが続々と増えてきました。

サブセットWEBフォントの設置

日本であまり今まで普及しなかった理由

 

日本語フォントの重さ

欧文フォントは、基本的にはアルファベットの大文字/小文字、そして数字と一部の記号があれば使えます。そのため、フォントファイルは大きくてもせ いぜい100〜200KBのファイルサイズ。 これなら通常のインターネット回線だと気にしなくてもダウンロードして表示できるレベルです。

 

日本語フォントはファイルサイズが非現実的

それに対して日本語は、なにより漢字がネックになります。。 教育漢字(小学校6年生までに習う漢字)だけだとしても1,006字。 常用漢字だと2136字。漢検1級の対象漢字となると約6,000字。 これらを全部含めたフォントファイルは10MBにもエンドユーザーのことを考えると導入が難しくなります。

 

サブセット化して導入する

解決策がサブセットWEBフォントです。サイト内で使われている文字を解析して、必要な文字だけが入ったフォントファイルをサブセット化してサーバーに設置 します。これだと必要な文字だけのフォントファイルになるので、ファイルサイズは非常に軽減されます。 これをサーバーに置いておいて、初回時はこのフォントファイルをダウンロード。2回目以降はキャッシュが残っていればスムーズにサイト内ページを閲覧する ことができるようになるというわけです。また、サブセット化は「ページ全体」「一部のページのみ」「1ぺーじのみ」など自由に自分で組み合わせて指定でき るので、あまりにも大規模なサイトの場合は「カテゴリごと」にサブセット化をさせる、というのも効率的だなと思います。